保育室では学べない自然体験!毎年恒例「キッズキャンプ」
2017.09.15
群馬県の中北部、「星ふるキャンプ場」とも言われる大自然に囲まれた高山村の「みどりの村キャンプ場」に、たくさんの子どもたちが集まりました。どろんこ会グループの保育園恒例の「キッズキャンプ」をご紹介します。
キッズキャンプとは
子どもたちが自然の中での挑戦する勇気を育んだり、新たな体験・発見することを目的としたキャンプイベントです。山や川で遊ぶだけでなく、炊事をしたり焚き火を見たり、モノが不足する状況で創意工夫を学んだりと、キャンプだからこそ日常とは違う体験が得られます。それは子どもたちにとってだけでなく、企画する保育士たちにとっても新しいチャレンジです。どろんこ会では毎年2回のイベントとして実施してきました。
企画した職員に聞く
北千住どろんこ保育園の保育士、根津 由香里は、キッズキャンプを企画する醍醐味について、こう語りました。
「キャンプを通して、子どもたちが急速に成長していく様子が手に取るようにわかります。普段はおとなしい子も目をイキイキと輝かせて、積極的に行動する姿に保育士としての手応えを感じますね」
自然の中で生きる力を養う
「キャンプでは、テントの組み立てや薪集め、お米研ぎ、お釜での炊飯、野菜の皮むき、調理などを子どもたちが自ら手を動かして体験します。自分の仕事として、もくもくと作業に集中している子が多いのが印象的でした。夜もホームシックになる子が出てくるのではと心配をしていましたが、そういったことはなく、当日友達になったばかりの子たちと楽しくおしゃべりしたり、キャンプファイヤーに夢中になっていました。雲間には流れ星が見え、保育士も一緒にはしゃぐという場面も!」
「自分たちが食べるものは自分たちで作ろうというどろんこ会の思いのもと、自然に触れながら子どもたちの『生きる力』を伸ばしてあげることが、キャンプの目標。そのために、各園では事前に人参の皮むきなどの練習をし、キャンプ当日に向けて準備しています」
職員にとっても創意工夫が試される
「毎回キャンプでは、各園の保育士がアイデアを持ち寄り、創意工夫を凝らして深みのある行事へと作り上げていきます。決まりきったやり方があるというわけではなく、子どもたちも私たち保育士も新しい発見や学びがありますね。先生が持っている知識をそれぞれ持ち寄り、子どもたちの成長を共有するうちに、職員同士の間にごく自然と連帯感ができあがっていくんです。こうした機会があるというのは、どろんこ会の保育園ならではと思います。保育士として向上心を持ってアイデアを出せば出すほど受け入れてもらえ、返ってくるものは多いですね」
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