新年は、みんな揃って初詣へ!今年も仲良く元気に過ごせますように!
2018.01.18
横浜市青葉区にある「美しが丘どろんこ保育園」では、毎年の恒例行事として近所の神社へ初詣に出掛けます。どろんこ会では、こうした日本の伝統行事も大切にしており、子どもたちが体験できる機会をできるだけ作っています。
みんなワクワク!友だちと一緒に初詣へ!
「先生、今日は神さまのところに行くんでしょ?」
「そうよ、楽しみだね!」
朝9時。閑静な住宅街の一角ある「美しが丘どろんこ保育園」の園庭から、賑やかな声が聞こえてきます。
「神さまってなあに?」
「○○ちゃん知らないの? ボク知ってるよ~」
「私も知ってる! あのねぇ、神さまってねえ……」
次々とお友だちが集まってきて、みんなソワソワ、ドキドキ。
同園では、新年最初の園行事として、近所にある平川神社まで歩いて初詣に行くことが、毎年の恒例となっています。2018年1月5日。お天気に恵まれたこの日、元気に初詣に出発しました!
外の危険は、自分の目で見て確かめよう
街路樹に彩られた静かな街並み。なだらかな坂道を可愛い帽子の行列が続きます。
お散歩の時は、いつも大きい子と小さい子がペアになって手をつなぎます。お兄さん、お姉さんは、集中して歩くのがまだ難しい小さな子の面倒をちゃんと見ながら、遅れないように進みます。小さな子たちも、お散歩の時はお兄さん、お姉さんの言うことをちゃんと聞きます。
「なんか落ちてる……」
「あ、ダメだよ、そっち行かないでね」
その時です。ちょうど曲がり角から大きなトラックが出てきました。大きい子がちゃんと足を止め、そのまま進もうとした小さい友だちの手をギュッと握って、セーフ!
「右を見て、左を見て、大丈夫かな? 自分の目で見てちゃんと確かめましょうね!」と、先生からもみんなにしっかりと伝えます。
「年長のこめ組さんは、小学生になれば『行ってきます』と家を出た瞬間から自分一人で行動しなくてはなりません。私たちは子どもたちの将来を考え、危険に対して自分で判断する能力を身につけてほしい、と思っています」。そう話してくれたのは、園長の岩松明美。
お散歩中は、信号を渡るたびに、角を曲がるたびに、“自分の目で見てね” という言葉を繰り返し繰り返し子どもたちに伝えている先生たち。毎日のお散歩は、卒園してからも『自分で考えて行動』できるようにするための訓練でもあるのです。
「神さま あのね」お参りは順番にみんなが体験
平川神社には、保育園出発から30分で到着!
全員のお参りが済んだら、みんなが楽しみにしている公園でのどろんこタイムです。
毎日のどろんこタイム! 寒さなんてへっちゃら
どろんこ保育園の子どもたちは毎日お散歩に出掛けます。いろんなお散歩コースがありますが、手作りマップを見てその日の行き先を子どもたち先生が相談して決めています。
平川神社前の公園もよく来ているおなじみの場所。
今日はお参りをしたのでいつもより短い時間……と、聞くやいなや勢いよく散らばっていく子どもたち。ひときわ風の冷たい日でしたが、そんなことは一切関係なく思いっきり身体を動かして遊んでいました。
原体験から生きる力を
どろんこ保育園では、四季折々の営みや日本の伝統行事を大切にしています。はじめは初詣の意味さえ分からない子どもでも、神さまに『祈り』『触れる』という体験に好奇心をかき立てられ、目を輝かせています。
原体験を積み重ねることで、その意味や尊さを理解していく子どもたち。「原体験は、意識していなくても子どもたちの中に思考力や表現力を育て、人間としての生きる力の源になっていきます。この記憶も、ふとした瞬間に蘇り、懐かしむことで勇気や元気が湧いてくるかもしれません」と岩松園長。
お友だちとお願いしたこと。それは、ずっとみんなで仲良く元気に過ごせること。きっと神さまは叶えてくださるのではないでしょうか。
ここでなら実現できる!そんな環境があります。
どろんこ会は、あなたの「やってみたい!」を応援します。
新卒・中途問わず、想いのある方からの応募をお待ちしています!