池上どろんこ保育園「運動会2022」

2022.11.29

#保育園

10月22日、池上第二小学校の校庭をお借りし、3年振りに運動会を開催することができました。

密を避けるため乳児の部と幼児の部の2部制にて行い、それぞれ多くの保護者様にご参加いただき、子どもたちの日頃の成果を見てもらいました。その様子について、運動会に繋がる日頃の活動と併せてご紹介したいと思います。

1歳児ひえ組は終始親子での参加とし、ダンスや障害物競技などを楽しみました。 普段と異なる環境に緊張している中でも、保護者の方と一緒に参加できることが嬉しそうな様子も見られました。

親子で運動会に参加する様子

演目の一つであるダンスは、入園当初から日々楽しんでいました。(池上どろんこ保育園「1カ月が経過して」

最初は保育者の真似から始まり、夏頃には音楽を流すだけで自然と踊り出すような姿も見られました。幼児で流している曲にもノリノリで動き出すダンス好きなひえ組です。

障害物レースではマットの山登りやフラフープでの電車ごっこしました。

マットの山登りも日頃から室内遊びで取り組み、子どもたちから大人気の遊びでした。最初は保育者に身体を支えられながら登っていましたが、秋ごろには自分の力で登り下りし、いろいろな下り方に挑戦していました。

マットを使った山登りの様子

あずき組はダンスとかけっこと親子競技を行いました。

親子競技では保護者の方と協力してフラフープの飛び石やはしごの吊り橋を乗り越え、おんぶで木の実を取りクマさんに食べさせてあげる(玉入れ)障害物競技をしました。それぞれが選んだリズム体操のモデルとなっている動物に変身し、親子でかわいらしく楽しんでいました。

保護者の方と行なうことでワクワク感や嬉しさが高まっている様子が子どもたちの動きや表情から伝わってきました。

フラフープを使った飛び石の様子

普段から、室内遊びを行う時に何がしたいかを聞くと「フラフープ!」「はしご!」とサーキット遊びの内容をリクエストすることが多いあずき組の子どもたち。

はしごでは保育者の手を握って、フラフープやトンネル、鉄棒では1人でできることを自由に行なっています。

フラフープは両足で飛んだり、歩いたり走ったりしながらまたいだり、高這いで踏まないように進んだりと、まるでリズム体操の動物になったかのようにフラフープを楽しんでいました。

幼児は3,4,5歳児それぞれの表現種目と親子競技、異年齢合同での障害物競争を行いました。

幼児でもちゃんとした運動会は初めての子が多く、慣れない環境に戸惑う姿もありました。しかし、いざ競技が始まると保護者の方に見られて浮足立ちながらも、全力で取り組んでいました。

中でも勝敗がつく競技は応援にも力が入っており、障害物競争では走っている子の名前を呼んで応援する声が飛び交っていました。

障害物競走でネットをくぐる子どもたち

普段運動遊びで行っているトンネル、マット(前回り)、跳び箱、平均台などを取り入れた障害物競争ですが、ネットくぐりはあまり慣れない動きでした。

最初は勝ちたいという焦りから立ったまま無理やりくぐり抜けようとし、かえってひっかかっている姿も見られました。しかし普段から行なっているリズム体操になぞらえて、両生類やアヒル、こうまの動きだと通りやすいということを伝えると、しっかり体勢を低くしてくぐり抜けることができました。

リズム体操をする子どもたち

運動会というと一大行事ですが、競技内容は普段の活動や遊びとつながっているものがほとんどです。運動会を通して、普段から子どもたちが頑張っていること、楽しんでいることを伝えられていたらいいなと思います。

そして、運動会もまたその後の日々に繋がっていきます。運動会の経験を保育の中でも生かしていきたいと思います。

文:池上どろんこ保育園職員

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