発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷「ホンモノのうどん作り体験!」

発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームの3月体験学習は「うどん作り」を行いました。

小麦粉からうどんを作るというイベントに子どもたちは、「うどん、食べられる?」とこの日を楽しみにしている様子が伝わってきました。

さて当日、まずスタッフがうどん作りの工程説明を行うと子どもたちは興味深く聞いていました。用意するものは小麦粉とジッパーのついた袋、麺棒、水の4点です。

小麦粉を入れた袋の中に水を5回に分けて入れるところがポイントであることを伝えると、保護者の方と一緒に慎重に入れていました。水を入れすぎて粘り気が出ることや水が足りなくてまとまらないことが発生した時には、「これでいいの?」「なんか違うな」と不安や疑問を言葉で伝える姿が見られました。前述の子どもたちからの言葉を聞いてスタッフがサポートした結果、うどんの種ができる様子にだんだんと安心する表情が見られました。

うどんの種を袋の上から足で踏む子ども

次に、作ったうどんの種を袋の上から足で踏んで薄く伸ばしていき、うどんの柔らかさや温度を足から感じることができました。薄く伸ばした後は袋から取り出し、机上で麺棒を用いてさらに伸ばしていきます。

綿棒で伸ばす工程では、力を入れないと伸びにくく全身を使うことで薄く伸ばすことができていました。

仕上げに打ち粉をまぶしてから包丁で切りました。

保護者と一緒に子どもたちがイメージするうどんの太さに切りましたが、鍋で湯がくと思っていた太さでなかったり、真っすぐなうどんでなかったり、予想とは異なる出来上がりになっていました。うどん屋さんで出される真っ直ぐで食べやすいうどんを作ることが、どれだけ難しく、工夫されているものであったか身をもって分かった良い経験となりました。

うどんを茹でる様子

作ったうどんは、みんなで美味しくいただきました。どの子も自分で作ったうどんを嬉しそうに食べ進めていく姿が印象的でした。

また、家だとうどんを食べないお子様も、このときは「お母さんにあげない」と言い、ほとんど完食をしていました。自分で作ってみたうどんは格別だったのですね。

最後にレシピを配ると、「家でも作ります」と保護者の方からも嬉しいお言葉を頂きました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

文:発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームスタッフ

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