発達支援つむぎ 府中「夏野菜の収穫が始まりました!」
2022.06.27
#発達支援
発達支援つむぎ 府中ルームでは、国立市にある体験農園の畑を借りています。
子どもたちは春頃から定期的に畑仕事をして夏野菜の収穫を心待ちにしていました。畑には自分たちが種や苗を植えて育ててきたキュウリやトマト、ナス、ピーマン、大根、ジャガイモ、茎ブロッコリーなどがあります。ある時は水やりや間引きをし、またある時には雑草を抜き、そして遂に収穫できるまで育ちました。
「うわぁ!葉っぱがいっぱい!」「キュウリが大きくなっている!」前回来た時とは違う様子を見てみんな驚いていました。職員が今日収穫できるものを伝える前に「このキュウリ、とってもいい?」「このトマトは、まだ緑で赤ちゃんだからとれないね」と自分で収穫できそうなものを見つけ、職員に確認してくる子どもがいました。
前回「とりたい!」と言っても職員から「まだ小さい野菜の赤ちゃんだね。次に来る時には大きくなっていると思うからその時にとろうね」と言われていたのをよく覚えている様子でした。
「見て!こんなに大きいのがとれた!」「僕にも見せて!」「触りたい!」「いいよ。とげとげしているよ。」「いて!本当だ。ちくちくしている」このような会話が聞こえてきました。
実際に触りながらお互いに感じたことを話し合っている姿がありました。子どもたちの顔よりも大きなキュウリは、いつも見ているキュウリよりとても大きく感じました。
「よいしょ!」こちらではジャガイモの収穫を行いました。力いっぱい引き抜いてもなかなか抜けません。スコップや手を使って土を掘っていくと、大きなジャガイモや小さなジャガイモが次から次に出てきました。
「大人のジャガイモだ!」「こっちは赤ちゃんジャガイモだ!」と大きさを比べ合いながら掘り続け、気づくとバケツから溢れるほどのジャガイモをみんなで収穫していました。土から出てきたジャガイモは、冷たくて硬くてしっとりと濡れていました。
隣の畑のおじさんから「ジャガイモはちゃんと乾かさないと直ぐに腐ってしまうよ」と教えてもらい、「うちに持って帰ったら乾かそうね」とみんなで話しました。
今回収穫した野菜は持ち帰り、どんな味かは帰ってからのお楽しみです。ジャガイモの一部はルームで今後、食育活動「ポテトボールづくり」で使用する予定です。その様子はまた後日お伝えします。
文:発達支援つむぎ 府中ルーム職員
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