発達支援つむぎ 北千住「ぷちぷちスライムを作ってあそぼう」

発達支援つむぎ 北千住ルームは、併設する北千住どろんこ保育園の子どもたちと共に過ごす、マンスリー支援を行っています。

保育園の行事である「生活発表会」が2月に開催され、つむぎを利用している子どもたちも親子で参加しました。生活発表会は、子どもたちの普段の生活の様子と一年の成長を披露する行事で、普段の活動の延長線上である、劇遊びやさくらさくらんぼリズム、感触遊びやせんべい作り等を行いました。

感触遊びでは、『ぷちぷちスライムづくり』を行いました。まずは、洗濯のりに色水を入れて混ぜます。ひとりで注ぐことや混ぜることが難しくても、ご家族やスタッフと共に体験し、作る楽しさを味わうことができたのではないかと思います。

次はほうさ水を入れて混ぜます。洗濯のりと合わさってトロトロだった色水が、どんどん硬く変化します。スプーンから混ぜる時の抵抗感を感じ取れると、「わあー！」「固まってきた！」と賑やかな声があちらこちらから聞こえてきます。

最後はぷちぷちとした感触のある発砲ビーズを入れて完成です。手で感触を確かめたり、触ることが苦手な子もスプーンで掬ってみたりする姿がありました。

感触遊びは、様々な素材に触れて感触を確かめることで、指先の感覚や五感を育んだり、想像力や思考力を高めたりすることに繋がると言われています。ご家族の前で率先してスライム作りを行うことで、たくさんの会話が生まれ、好奇心がより掻き立てられたのではないかと思います。また、ご家族に成長を間近に見ていただくことができ、子どもの姿を微笑ましく見届けている様子を見て、こちらまで嬉しい気持ちになりました。これからも、様々なことに興味を持ち、やってみようとする気持ちを大切に育んでいきたいと思います。

（文：つむぎ北千住ルーム　職員）

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