初めて田んぼに足を踏み入れた「田植え体験」

2019.06.03

#発達支援

5月22日水曜日。気持ちの良い天気の中、つむぎ駒沢ルームの子ども達は、世田谷区砧公園管理事務所主催の『次大夫堀公園、田植え体験』に参加しました。

初めての田んぼに、スタッフも含めみんな緊張。「どんな感触がするのかな?水は冷たいのかな?泥だらけになるのかな?」 そんなことを考えながら、田んぼに足を踏み入れました。

田んぼに足を入れて驚く子ども
お母さんに支えられて泥の感触を感じる

一歩踏み入れると、足が一気に泥に埋まります。そしてぐにゅぐにゅとした不思議な感触!親子そろって初めての田んぼ。子ども達と一緒に泥の中を一歩ずつ進んでいきます。 子ども達は不思議な感触に驚いたり泣いたり、いろいろな表情をしていました。

泥だらけの感触に泣いてしまった子ども

こんなに足や身体全体が汚れることも生まれて初めてでしたね。それでもしっかりと自分の足で泥を踏みしめて、田んぼの感触を体感することができました。この稲が、秋を過ぎた頃にみんなの食卓に並ぶことを考えながら、一本一本丁寧に心を込めて植えていきます。

驚いて泣いてしまったけど、身体全体で田んぼの泥、水、を味わうことができ、とても良い経験になりました。参加して下さった保護者の方からも、「普段の生活ではなかなか出来ない体験が出来てよかった」「田植えが出来て嬉しい」という感想をいただきました。また、「毎日食べているご飯は、こうやって育てられて食卓に出てきているんだよ」と教えている保護者の方もいらっしゃいました。私たち職員も、毎日食べているお米が一粒々大切に誰かが育ててくださったものであることを、あらためて学ぶことができました。

田植え体験をしたバギーに乗った子どもと職員

地域のお子さまや大人の方々と一緒になって、泥だらけになったり、稲を植えたり、身体全体で食の大切さを学ぶことができ、実りのある体験となりました。

文:発達つむぎ駒沢ルーム 職員

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