アイビーだより 10月号

アイビー保育園
2024年10月1日発行

深まりゆく秋のなか、青く澄み渡った空に凛とした空気を感じます。長かった暑い日も終わりを迎え、散歩・外遊びが気持ち良い季節ですので、たくさん外遊びや散歩を楽しみたいと思います。

今月のうた

うんどう会のうた
まつぼっくり
きのこ
やきいもグーチーパー
手をたたきましょう
たんけんマーチ

今月のさくらさくらんぼリズム

どんぐり
かかし
とんぼ
うさぎ
おうま
糸ぐるま

先月の畑仕事

【稲刈り】バケツ田んぼの稲がすくすく成長し、穂が沢山つきました。これから脱穀、籾摺り、精米をしていきます。おにぎりにして食べたいとおもいます。
【畝作り】秋野菜を植えるために、畑を耕しました。鍬を振り上げて頑張りました。
【白菜の苗植え】小さい苗をそうと持って植えてくれました。大きくなるのが楽しみです。

先月の活動報告

【泥んこ遊び】「どろどろ気持ちいい!」小さいお友だちも泥んこの感触を楽しんでいます。
【ケアセンター訪問】敬老の日にみんなで作ったプレゼントを渡しに行って来ました。歌とダンスを披露し、沢山拍手をして頂き喜んで下さいました。
【入場門作り】運動会のテーマは「海」です。みんなで折り紙を貼り、タコを作りました。運動会当日、こちらも注目して下さい。
【お月見会】お月見のお話を聞きました。興味津々の子供たちでした。紙粘土でお団子を作りお供えをしました。
【ポップコーン】干しておいたトウモロコシの粒を採りました。「かたいね!」「小さい!」と楽しんでいました。紙袋に入れて電子レンジで加熱し、ポップコーンが出来るとみんなビックリしてました。まるで手品のようです。
【段ボール遊び】段ボールを並べたり高く積み上げたり、お友だちと協力して沢山遊びました。

保護者さまへ

“郷中(ごじゅう)教育”と”異年齢保育” ~兄弟姉妹が大きな一軒家を自由に行き来し生活・遊び・労働を教え合う~

幕末に薩摩藩だけで行われていた「郷中(ごじゅう)教育」という教育をご存知ですか?615歳の子どもが一軒家で衣食住・儒学・書道・剣術・武術を共にする「教師なき教育」であり、「先輩が後輩を指導し、同輩はお互いを助け合う。言わば、学びつつ教え、教えつつ学ぶ」という教育のことです。この一軒家から大久保利通・西郷隆盛・東郷平八郎・大山厳らが巣立ちました。

スマホにSNSに人工知能生活の中で自ら試行錯誤する機会がますます減ってゆくこれからの時代を試行錯誤しながら生き抜いてゆく子を育てる。その為の家を建てる。外国人・高齢者・ロボット・AIと共に課題解決してゆくために、人格形成期に「ホンモノの体験と労働」を体得する。これが、どろんこ会グループの保育の根幹です。

私たちは、05歳児の人格形成期・性格形成期に「自ら様々なことに主体的に関わり自分で考えて行動する思考」を日常生活の中で身につけるために、縦割保育でも横割保育でもない「異年齢保育」を基本とし、生活・遊び・労働の時間(就学前教育の以外の時間)をクラス分けせずに子ども達自身が兄妹を頼り、相手が困っていることは何かを考え手を差し伸べることを数多く経験できるように環境設定しています。02歳児は自らの意思で年長児が居る園庭や部屋へ移動できるよう工夫を施しています。「異年齢保育」は大人が言葉で指示するのではなく、子ども自身が活動・相手を自己決定し、相談して考えてゆくように導く教育なのです。

郷中教育のイメージイラスト  

 

施設関連情報

施設名 アイビー保育園
住所 茨城県つくば市要315-3